寝室や布団のハウスダスト対策はお済みでしょうか?
「布団に潜ると目がむずむずして、気になって眠りが浅い」
「鼻がふさがり、息が苦しくて中々眠れない」
こんな悩み、ハウスダストが原因かも知れませんね。
ハウスダストの正体を知ろう
ハウスダストとは一体何でしょうか。その名の通り、家の中に漂うちょっとした「塵」のこと。
でも、ただの塵ではありません。ダニの死がいやフン、人間の皮膚のかけら、髪の毛、布製品から出る繊維など、さまざまなものが混じっています。これらが私たちの目や鼻、のどに刺激を与え、不快な症状を引き起こすのです。
ハウスダストは目に見えない間にじわじわと蓄積され、使用するのが睡眠時だけの寝室にも忍び込んでいます。
良質な睡眠を妨げないためにも、ハウスダストの特性を把握し、適切に対応することが大切です。
ここでは、寝室と寝具を中心に、ハウスダストに立ち向かう対策をご紹介していきます。

■ハウスダストによるアレルギー症状
1.アレルギー性 鼻 炎 症状:くしゃみ・鼻水鼻詰まり
2.アレルギー性 結 膜 炎 症状:目のかゆみや充血
3.気管支炎や喘 息:呼吸困難・咳・喘鳴(ぜんれい)
5.睡眠障害
室内全体のハウスダスト予防策を

■寝室を清潔に!積極的な対策を
寝室は私たちが長時間過ごす場所。だからこそ、ハウスダスト対策が必要不可欠です。
まずは、部屋をこまめに掃除をすること。そして、窓を開けてしっかりと換気をしましょう。
湿度もダニが繁殖しにくいようにコントロールすることが大切です。
■大量のホコリ、発生元は布団から。
実は、寝具から出るホコリは、ハウスダストの多くを占めています。
洗える布団などに使われる中綿は1本の繊維長が約70㎜しかない繊維の集合体なので
直ぐに綿が切れてしまい綿ほこりとして布団から室内へ出てしまうのです。
これがハウスダストの原因の一つとなっているのです。
真剣にハウスダスト対策を考えるのであれば、洗える布団もいいですが、ホコリが出ない布団を選択することをおススメします。これにより、ハウスダストが少なくなり、快適な睡眠環境が手に入ります。
洗える布団=布団の表面や中に付着・侵入したホコリやダニ等を洗濯で洗い流せるように考えられた布団
ホコリが出ない布団=ハウスダストの原因となる中綿の繊維が出てこないように考えられた商品
選択肢はさまざま。お肌や呼吸器に優しい快適な睡眠のため、しっかりと寝具選びに時間をかけましょう。
健全な睡眠は健康と日常生活の質に直結しています。 しかし、寝具から放出されるハウスダストによって引き起こされるアレルギー症状が 、その重要な睡眠を妨げているなら、今こそ対策を講じる時です。 眠りをより快適にするためまずは布団のケア、掃除の頻度の見直などを行ってみましょう。